アクシスメソッドの効果を測定器で判定

アクシスメソッドのことを簡単に説明すると、アクシスメソッドを受けると身体に中心軸を形成し、パワー・スピード・瞬発力・柔軟性などが高まり、身体能力を向上させます。(アクシスメソッドの詳細はコチラをご覧ください”アクシスメソッドとは？”)

身体能力の変化を測定してみないと信じられない方もいらっしゃることだと思いまして、今回の記事では、野球のスイングをしてもらい、実際のヘッドスピードがどの様に変化があるのかを検証していきたいと思います！

測定器はこちらの”マルチスピードテスター”

ゴルフや野球のヘッドスピードだけでなく、ピッチングやサッカーのシュートのスピードや推定飛距離、ついでに消費カロリーも測定することが出来るスグれものです！

ボールが当たる瞬間のインパクト

バッティングで飛距離を出すために必要な要素の１つに、インパクトでの押し込みがあります。基本はテイクバックから(右打者の場合)左手のリードでバットを出して行き、ボールが当る瞬間に右手で押し込むのがポイントになります。当然、腕だけで押し込もうとしても球威に負けてしまうので、下半身からの力を上半身に伝えていく必要があります。

今回の被験者さんは、高校に特別待遇生として野球留学していたバリバリの野球歴の持ち主で、現在は、たまの休日には、草野球を楽しんでやっておられる方です。

ヘッドに力が伝わっているかを検査します

ミートポイントにバットをセットして、しっかりと押し込められているのかを、抵抗をかけてみてチェックしました。

被験者の苦手なコースは特に押し込みが弱い

誰にでも好きなコースと苦手なコースがあるものです。そこで、コース分けをしてチェックしてみると、被験者さんの好きな低めよりも、苦手な高めは、明らかに押し込む力が弱く、簡単にヘッドがグラついてしまいました。

アクシスメソッド前のヘッドスピードを測定します

それでは、スイングをしてもらいましょう。

結果は

Max１１５K/mでした。※マルチスピードテスターでは、数回振った中で最もスピードが速かったMAX値が表記されます。

アクシスメソッド後の検査

コース別に再検査をしていきます。被験者さんの好きな低めは、先程よりも更に押し込みが安定し、力強くなっていました。

苦手な高めも、明らかに力強くなりました！

アクシスメソッド後のスイングをしてもらいます

１振り目。

ん？気のせいかスイングの音が変わったような感じがしました・・・。

２振り。３振り。４振り。

静止画では伝わりにくいですが、気のせいではなく明らかにスイングが鋭くなっています。アクシスメソッドにより下半身が安定し、腰の回転がスムーズになっています。

そして、気になる測定結果は？？

アクシスメソッド後のヘッドスピード

アクシスメソッド前は１１５K/mでしたが

１７K/mもアップ!１３２K/mになりました！

スイングをした感想は？

「バットが軽く感じてスムーズに触れた」との感想をいただきました！が・・・

本人も気がついていない無意識の変化がある

アクシスメソッド後の変化は被験者さん本人も気がついていませんが、右の軸足の使い方が大幅に変わっています。それは、フォロースルーでのフローリングに敷いてあるラグに注目すれば一目瞭然です。明らかにたわんでいます。

これは右軸足の内転筋に中心軸が入ることで、鋭く効果的に使えるようになっていることを意味します。おそらく、屋外でスパイクを履いて計測すれば、もっとスピードが出るでしょう！

この様に、アクシスメソッドで中心軸を入れると、パフォーマンスにおいて無意識に、そこが使える状態になることが多々あります。それは、正しいフォームや動きを熟知している人なら尚更です。

是非、今回の記事を動画でご覧ください！

*個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。

まとめ

バッティングにおいてヘッドスピードが全てではありませんが、今回はアクシスメソッドの効果が数字で明らかに証明されました！

各競技でパフォーマンスを高め成績を向上させるために必要な３つのこと

1．Learn（学ぶ）：強くなるために必要な要素を習い覚える

理想のフォームや技術、そのための知識、試合運びなど必要な要素を習い覚える。

２．Practice（練習する）:練習によって筋肉の能力を高める

パワーやスピード、持久力など競技に必要な筋肉の能力を高める。

３．Functional（機能的）：筋肉を機能的に働くようにする

身体機能を高め、全身が中心軸を備え、筋肉をより機能的に働くようにする

１．Learnと２．Placticeは、選手とコーチやトレーナーが共同で行うことで高めることができました。

しかし、３．Functional（機能的）の部分はコーチやトレーナーが教えることができず、これまで選手のセンスやイメージ力、感性に任せられてきました。

アクシスメソッドはFunctional(機能的)をサポートします

どんなに優れた指導者もFunctionalの部分は、教えるのが困難で、個々の才能や能力に委ねられてきた問題でしたが、アクシスメソッドはスポーツを行う人が抱えてきたその問題を解決できる革新的なメソッドです！